ファンキー社長第15話「ファンキー社長のソウル・フード」に、セリフだけ登場した「ジャンバラヤ」。
wikipediaによりますと、ジャンバラヤの起源はスペイン料理のパエリヤにあると考えられているのだとか。まだ南部ルイジアナがスペイン領だった頃に入植した方々が母国から持ち込み、歴史とともにアレンジされていったということなんでしょうね。
クレオール(※)のジャンバラヤはトマトを使い、ケイジャン(※)のジャンバラヤはトマトなしとか聞きますが、現代となってはそれが混在していてお店や家庭で幅広く味わわれているということだそうです。歴史ある感じでいいですね。
※クレオールもケイジャンも、大昔にアメリカに入植した方々のこと・およびその文化のことを指します。クレオールとケイジャンではそれぞれルーツが異なり、それが料理にも表れているわけです。以前書いたアメリカ南部のソウル・フード「ガンボ」をつくろうでもそのへんはほとんど説明できていないので、ちゃんと書かなくちゃですね。
炊飯器で簡単ズボラなジャンバラヤ!用意する材料たち
とりあえず以下のものを準備しました。2〜3人前といったところです。
<具>
鶏肉100グラム
ウインナー(わたしはアルトバイエルン3本)
たまねぎ 1/2個
ピーマン 1個
パプリカ 1個
ごはん 2合
<調味料>
コンソメキューブ 1個
塩・こしょう 適当
ケチャップ 大さじ2.5
チリパウダー 大さじ1.5
にんにくがなかったので、チューブのやつ4cmくらい
↓こんなのがあったら味付は深く考えなくていいので楽ですね。
免責事項
◆はじめに言ってしまうのですが、出来上がりはけっこう味が薄かったです。塩は足りていたのですが、コクや風味があまり感じられませんでした。
◆実際につくったとき、実はチリパウダーは大さじ0.8くらいしか入れませんでした。これが風味欠如の原因と思います。上記では大さじ1.5としました。
◆ケチャップは大さじ2入れたんですが、ちょっと足らない感じでしたので上記では2.5としてあります。
それではジャンバラヤをつくってみましょう
たまねぎ、ピーマン、パプリカはそれぞれ粗めのみじん切りです。私は調理技術が乏しく包丁も切れ味が悪いため細かいみじん切りができません。
・・今回、たまねぎがけっこう腐ってました。腐敗部分は切り捨てましたが全体的に色味も悪く、なかなか残念でした。まあ目利きが悪いので仕方ないですね。
ウインナーは輪切りにしていきましょう。鶏肉はわりと小さめに切っておきました。
では、オリーブオイルを熱します。ウチにはエクストラバージンオリーブオイルしかなくてちょっと濃そうだったのでサラダ油も半分混ぜました。別に全部サラダ油でもいいです。
にんにくがなかったので、チューブにんにくを使いました。炒めます。
お次はたまねぎを弱火でじっくり炒めます。ジュウー
たまねぎに火が通ってきたなと思ったら、鶏肉を入れましょう。
で、鶏肉の表面に火が通ったところで、ウインナーを入れましょう。ジュウー
いいですね。ウマそうです。
最後にパプリカとピーマンを入れ、塩・コショウで味付けします。良い色合いです。
そして傍らで、米を研ぎます。 今回も、大分県で農業をやっている知人からお裾分けしてもらった新米を使っています。白米で食うとあまりにうまいので、やはり前回同様ジャンバラヤにせずに白米のまま食べたいです。
こうやって、先にお米を炊くのに必要なお水を入れておきます。写真だとわかりづらいのですが、お水を2合の目盛りよりもちょこっとだけ少なめにしています。それは、いま炒めているお野菜たちの水分があるからです。
さあ、フライパンの中のお肉や野菜をドサっと釜の中にぶち込みます。
うむ。いい具合ではありませんか。ここでトマトケチャップを大さじ2、チリパウダーを大さじ1.5投入します。チリパウダーは瓶からの出が悪かったのでフタを外してスプーンに出しました。ドサッと出てくるのでこぼさないように注意してください。
で、コンソメキューブを入れます。
さらに、分量外ですが家にマジックソルトがあったので適当に振りました。
では、炊飯開始! 炊飯器に「早炊き」みたいな機能がついている場合はそれを使ってみてください。火力が強くてちょっと固めの感じに仕上がるので、ジャンバラヤに向いています。
約30分後・・・
おほ!! うまそうな炊きあがりじゃあないですか!
ジャンバラヤ完成! お味のほどは
さっそく盛りつけてみます。せっかくなので目玉焼きをつくって乗っけてみました。
では、いただきます。
・・・
うまい!!
「免責事項」の項で述べたように若干味が薄かったものの(レシピでは、それを踏まえて濃い目の文量にしています)、お肉やウインナーからはしっかり味が出ていて、お野菜もカラフル、非常に美味しい出来になりました!
ガンボと同様に、日本人にもピッタリの味だと思います。
次回はチリコンカンでも作ろうかなあと思います。そう、これも南部のソウル・フードなんですね〜。お楽しみに。