ファンキー社長

ソウルの帝王ジェームス・ブラウンをサンプリングしたマンガ「ファンキー社長」のホームページです。初めての方は1話から読んでみてください。

悶絶の祭典…オーサカ=モノレール結成25周年「Still Funkin’!!」

   

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こんにちは、JAY(@f__kinjay)です。ソウルの帝王ジェームス・ブラウンをサンプリングしたマンガ「ファンキー社長」を描いています。

 

去る2017年12月13日、オーサカ=モノレールが結成25年を記念し開催したライブイベント「Still Funkin’!!」。私にとっては実に久しぶりのモノレール主演イベントだったので、ずっと楽しみしておりました。

期待を超える凄まじいファンクぶりでしたので、ぜひその熱狂を伝えたい! というわけで、少々、おつきあい下さい。

オーサカ=モノレール25周年

 

序盤戦〜あったまっていくクラブクアトロ

19時のオープンから少し経って会場に入ると、モノレールの大阪時代からの仲間であるというDJ EARTHさんがプレイされていました。すでにFUNK一色の空間です。

次第にお客さんも増えてきます。ゲストが多彩だからか、けっこう世代は幅広い印象ですね。

ライブ一発目はバンド「怪獣公園」!

グツグツと煮込むように熱量を増していくJB’sマナーなインストゥルメンタルを、独特のコード感でエキゾチックな雰囲気に仕上げた超イカした大人ファンクでした。

日本初のディープファンクバンドと言われており、私はお恥ずかしながら今回初めて知ったのですが、これはぜひまたライブで観たい!ですね。とてもかっこよかったです。

続いて今夜限りのスペシャルな組み合わせ、DJ黒田大介さんとDJ Muroさんによるバックトゥバック(複数のDJが交代しながら曲をつないでいくこと)。お二人は、故DEV LARGE氏も出演されていたファンクの祭典「IN BUSINESS」でも共演されていて、今回はその頭文字をとって「アイビーズ」というスペシャルユニットとしての出演でした。

いわゆるソウル、ファンク、ディスコど真ん中世代ではないお二人によるバックトゥバックは、選曲の視点がヒップホップ(のサンプリングソース)、レアグルーヴを中心としていて私は大好きです。

こちらでは、ジェイムズ・ブラウンに関するお二人のインタビューが読めます。モノレールの名前も出てきますよ!

●Muroさん

●黒田大介さん

 

さらにMuroさんはfeat.中田亮(オーサカ=モノレール)として「Spreading Funk Virus」というクールな曲を一緒にやっています。ぜひ聴いてみてくださいね。

そしてオーサカ=モノレール登場!ぬおおおお

「次は在日ファンクかな?」なんて思っていたら、ヒューマンビートボクサーのAFRAさんによるMCで早くもオーサカモノレール登場!ぬおおおお!!ブチ上がります。

今回は最初から中田さんもステージに立っています(ワンマンの時など、一曲めはバンドメンバーのみのインストだったりする)。

一曲めはJBのカバー!曲名なんだっけ?忘れました!

続いて定番、2014年の「(SHE’S A)RIPTIDE」。

そして次の曲は、2011年リリース「State of the World」でした!イントロのベースから完全に脳と腰をもっていかれてしまう大好きな曲なのですが、ライブで聴くのは初めてだったので酒の巡りもあり脳天が真っ白になってしまいました。

そこからもう一曲ほど演奏し、観客の入りもパンパン、テンションもしこたま上がったところで登場したのが、先ほどMCをかましたヒューマンビートボクサーのAFRAさんです。

自らの口から発するビートをその場で録音してサンプリング。瞬く間に曲をつくってしまいます。今回はハーレム青年楽器団の曲を歌われたそうです。恥ずかしながら知らなかった!しかしすごい!

続いて、ステージに並ぶ4〜5脚の椅子。

AFRAさん、中田さん、あと誰だっけ…それぞれが椅子に座ります。「なんか座談会みたいな雰囲気やな」と中田さん。

しかし始まったのは座談会ではなくセッションです。AFRAさんが放つビートボックスのリズムに乗せて各々が演奏をします。こういうの、吉祥寺のBaoBaBみたいなところで聴けたら最高だなあ〜〜とか思いながら体を揺らしていると、ある瞬間カットイン的にボビー・バードのクラシック「I Know You Got Soul」に切り替わり、もうアガりすぎて気が変になりそうでした。

ちなみに今回「Still Funkin’!!」の舞台となった渋谷クラブクアトロは、かつてボビー・バードの来日公演が開催されたメモリアルな場所でもあるのです。(その当時はあんまり客入ってなかったという思い出話を聞いたことがありますが)

ライブの中心は再びモノレールに移り「Fruits Basket」などを演奏。オーサカ=モノレールのバンド名の由来である「JB’s Monaurail」をイメージした(?)曲など最高ファンクナンバーが絶えず放出されて意識が飛びそうになっていると、舞台の上に続々と在日ファンクのメンバーが現れるではありませんか。

そしてそして、揃ったメンバーたちが演奏したのはなんと!オーサカ=モノレールの2006年「Quick Sand」です!

ふおおおお!まさかの在日ファンクによるQuick Sand!!いやこれは素晴らしい!タイト!悶絶不可避!たまりません!

 

クライマックスは新旧メンバー涙の共演

在日ファンクのハマケンさんと中田さんによるダンスの応酬など見応え抜群のひとときはあっという間に終わり、みたびモノレールが中央に立ちます。

「Give It Up Or Turn It a Loose」「Sex Machine」など定番のジェイムズ・ブラウンカバーを披露しつつショーは佳境へ。

キーが高めにアレンジされた「Make It Funky」のグルーヴに、腰のコントロールを完全に奪われる中、クライマックスで初期メンバーが続々と登場。何度も繰り返し、新旧メンバーの名前を叫ぶ中田さん。

あ~すげえ、いいなあ~これ。みんな思ってたんじゃないでしょうか?私にとっては初見の方々でしたが、今もみなさん音楽に関わりながらそれぞれの道を歩まれているとのことで、モノレールが歩んできた25年間という長い歴史、その中で関わってきた人たちとのつながりを思うと感極まってしまいました。

最後に中田さんによる「スティングが『バンドというものはいつかは卒業しなければならない』と言ったそうなんです。けどね、おれは絶対せえへん」という、固い決意の一生現役バンドマン宣言。これはもう涙なしには聞けませんでしたね。

終演は23時頃でしたでしょうか?もう、はっきりとは覚えていません。でも、あの日に観たもの聴いたもの、絶対に忘れることはないでしょう。Still Funkin’, Keep On Funkin’。私も、たくさんの勇気をもらいました。

次は30周年ですね。いやあ、FUNK!

 

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