ファンキー社長

ソウルの帝王ジェームス・ブラウンをサンプリングしたマンガ「ファンキー社長」のホームページです。初めての方は1話から読んでみてください。

ジェイムズ・ブラウンの名曲と、それをサンプリングした名曲たち

   

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こんにちは、JAY(@f__kinjay)です。ソウルの帝王ジェイムズ・ブラウンをサンプリングしたマンガ「ファンキー社長」を描いています。

 

 

以前、こういう記事を書きました。

ここで言ってるように、ジェイムズ・ブラウンの曲はいきなり聴くには敷居が高いというか、聴きづらいんですよね。

90年代のヒップホップを聴いているB-Boy諸君に問いたい。

最初のころ先輩に「Funky Drummerを知らないB-Boyはモグリ」などといわれて聴いてみると、同じようなドラムが延々と10分近くも繰り返されるという退屈さに圧倒され、けどとりあえず次の日「ファンキードラマー聴きました!やばいっす!」とか言ってB-Boyとしての最低ラインを満たそうとした…みたいな経験ないですか。

 

「Funky Drummer」 に限らず、とにかくジェイムズ・ブラウンの曲は変なものも多いのです。サンプリングの元ネタとして非常に人気のある「Ain’t Funky Now」などもハマると中毒性すごいのですが、最初に聴いたら「なにこれ」となるのではないでしょうか。

そこで今回はサンプリングの元ネタとして人気のある曲の中でも特に敷居低めな曲、超有名曲を中心にご紹介します。ふだんヒップホップ聴かない人も「へえ~~こんな風に生まれ変わってるのか」という感じで聴いてもらえると嬉しいです。

ちなみに「サンプリング」とは、ソウルやファンクなどの音源から一部分を抽出して加工し、曲にしてしまうというヒップホップの作曲手法のことです。元ネタになった曲を無加工でそのまんま使用する「モロ使い」というものもあれば、パブリック・エネミーやDJプレミアみたいに元ネタが何なのか全く分からないほどに加工して使う場合など、さまざまです。

ではいきましょう。

 

ジェイムズ・ブラウンをサンプリングしたジャパニーズ・ヒップホップ(日本語ラップ)

 

ライムスター「B-BOYイズム」

いわずと知れた日本語ラップの名曲中の名曲、B-Boyのアンセムとしてヘッズたちからの圧倒的な支持を得ている1998年の曲です。

たぶん正確な元ネタはDick Hymanによる「Give It Up Or Turn It Loose」ですが、オリジナルはジェイムズ・ブラウン。ブーツィ・コリンズが弾いている強烈なベースラインが特徴で、Hymanのカバーでもそれが特に生きていますね。

 

 

MICROPHONE PAGER「MICROPHONE PAGER 」

MICROPHONE PAGER(マイクロフォン・ペイジャー)は、押しも押されぬハードコアヒップホップの伝説的グループです。MURO、TWIGYが現メンバーのようですね。

初めてこの曲を聴いたときは「なんだこのチーンて音は!?」なんて思ったもんでしたが、ジェイムズ・ブラウンだったんですね。

元ネタはジェイムズ・ブラウンの「Cold Blooded」です。1974年のアルバム「Hell」収録。落ち目になってきた頃ではありますが、まだまだかっこいいですね。

 

ZEEBRA「男の条件」

ヒップホップらしいマチズム(マッチョイズム)を前面に出した曲ですね。高校の体育祭で友達が「鋼鉄のど根性ーーー!!!」と叫んでいたのを思い出します。

 

Buddha Brand「SUPER HEAVY FUNK INTRO」

これはもう、ジェイムズ・ブラウン好きな人なら悶絶するのではないでしょうか?「Make it Funky」によって頭部をガンガン揺さぶられたあとには、なんと司会ダニー・レイによる曲紹介スタイルをサンプリング!これはもう、辛抱たまらんですね。アルバムの内容も申し分なく、濃厚ファンク出汁がたっぷりと含まれたコクと味わいのハードコア・ヒップホップの金字塔です。

ちなみにここで「Make It Funky」を演奏しているのは「オーサカ=モノレール」という日本のファンクバンド。ジェイムズ・ブラウンの研究度がハンパではなく、ライブでも超絶ハイになれるジェイムズ・ブラウンカバーを欠かさず演奏してくれます。

 

ジェイムズ・ブラウンをサンプリングした海外のヒップホップ

有名な曲ばかりですが、私が好きなのも交えてご紹介します。

Nas「Get Down」

Nasの「God’s Son」1曲め。合間に入るNasの渇いた「アァン」という合いの手がたまらないこの曲はジェイムズ・ブラウンの「The Boss」モロ使いですね。

 

Lord of Underground 「Funky Child」

こちらも超クラシックですね。ジェイムズ・ブラウンの「My Thang」モロ使いです。ホーン陣の圧倒的な迫力がたまりませんね。

 

Big Daddy Kane「Set It Off」

ジェイムズ・ブラウンのサンプリングネタを語る上でも、ビッグ・ダディ・ケイン本人のキャリアを語る上でもマストな悶絶ナンバー。ぶち上がり間違い無しの問答無用クラシックです。元ネタは、こちらも悶絶不可避なジェイムズ・ブラウンの全開ファンク「Get Up, Get Into It , Get Involved」。覚えづらいタイトルですが曲は一度聴いたら忘れられないインパクトがあるはず!

 

Janet Jackson「That’s the Way Love Goes」

最後に紹介するのはジャネットの「That’s the Way Love Goes」なんですけど、まずは先にジェイムズ・ブラウンの元ネタ「Papa Don’t Take No Mess」のほうから聴いてもらいましょう。

 

で、これがこうなります。

どうですか!? この解釈、最高じゃないですか!? 私本当にこの曲好きすぎて、もうたまらないのですよ。いわゆるネオソウルの大傑作だと思うんですよね。いや〜多くの人が知ってる有名曲だとは思うんですけど、みなさんに紹介できて嬉しい!

93年の「Janet」てアルバムに収録されているんですけど、このへんのジャネットはまじでポップかつクールでかっこいいのでオススメですよ。

 

今回ご紹介したほかにもジェイムズ・ブラウンの楽曲をサンプリングした名曲はヒップホップに限らずたくさんありますので、ぜひぜひチェックしてみて下さい。

では!

 

おまけ

ファンキー社長とサンプリングネタ

ファンキー社長とサンプリングネタ2

 

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